現役医学部生として医師国家試験への合格を目指すにあたり、特に課題となるのがモチベーションのキープです。医師国家試験対策は短くて1年間、長くて数年単位という長丁場になりますので、「いかに学習意欲を高いレベルで維持するか」が医師国家試験(国試)の合格率を左右すると言っても過言ではありません。
人間のモチベーションは、脳によってコントロールされています。それは学習面でも変わりません。脳は基本的に、好きなことに対してはモチベーションをアップさせ、嫌いなことに対しては回避的な行動をとるように設計されています。
つまり、「勉強=楽しいこと」であると脳に強く認識させることこそが医師国家試験対策においても重要であると言えるのです。
また、集中力も大きなポイントになります。どんなに脳のスペックが高くても、集中力が切れている状態であればかえって効率がダウンしてしまいます。学習時間を短く区切る、休憩ごとに糖分を適切に補給する、などの工夫によって集中力とモチベーションを高めることができますので、皆さんも試してみましょう。