直近のデータで見ると、医師国家試験の合格率は全国平均で90%前後。この数字だけを見て、「医師国家試験は合格率もそれなりに高いし、さほど難しくはないのでは?」と思われる医学部生も多いのではないでしょうか。 ただ、高い合格率の本当の理由を知らなければ、正しいアプローチで合格切符をつかむことはできません。 医師国家試験の合格率が平均で90%前後と高いレベルで安定しているのは、「新卒者に絞ったデータだから」です。同じ年度でも、既卒者に絞った合格率は平均で50%となっており、医師国家試験においては現役医学部生のほうが圧倒的に有利であることがわかります。また、既卒者の場合、そもそもの受験者数が少ないため、ひとり不合格者が出ただけでも全体の合格率が大きく下がってしまう、という背景もあります。 このように、合格率の裏にはどんな理由があるのか、ということを深く考察することで自分に合った予備校選びのポイントにもなります。 |
医師国家試験の高い合格率にはどんな理由がある?
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