合格基準が年度によって細かく変動することでも知られている医師国家試験。特に、最高学府である東大医学部の合格率が気になる、という受験生も多いのではないでしょうか。 意外にも、東大生の医師国家試験合格率は国公立大学の中で抜きんでて高い、というわけではありません。直近のデータである2022年のデータで比較してみると、東大生のトータルの合格率は87.1%となっており、筑波大学、聖マリアンナ医科大学などと比べるとやや低い数字となっています。 ただし、合格率のみを単純に参照しても、医師国家試験の実態をつかむことはできません。「何割合格するか」という数字よりもはるかに重要なのは合格後のルートであり、医師になった後の働きやすさもまた医学部選びのポイントだと言われています。 その意味では、国公立大学の最高峰であり、大学病院との連携もしっかりと保障されている東大はやはり医師養成におけるフォローが特に手厚いと言われており、合格率以上の価値があると考えることができます。 |
東大生は何割合格する?直近の医師国家試験の合格率は?
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