数年単位の準備と努力が必要になる医師国家試験。ただし、医師免許を取得しただけでは、自立した医師として臨床現場で勤務することはできません。 医師免許を取得後、すべての医師は「初期研修」を受ける必要があります。初期研修は原則として2年間にわたって行われ、内科、外科などひと通りの診療科目を数ヶ月単位で回り、医師としての基礎を固める期間として位置づけられています。初期研修では指導医の下について学ぶことになり、指導医との相性も重要になってくると言われています。 初期研修修了後は専門医研修に移ります。専門医研修は後期研修とも呼ばれ、研修時期は基本的に任意となっています。現在では初期研修(前期研修)修了後すぐに行われることが多く、これが終わると専門医、認定医の資格を取ることができます。 医師国家試験を目指すのであれば先々のルートを把握したうえで、キャリアアップについて具体的にシミュレーションしておきましょう。 |
医学部生が医者になるために必要な国家資格や試験の合格率は?
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