医師国家試験対策を進める上で欠かせないのが過去問の分析です。予備校ごとの過去問を分析することで、2022年度以降の出題傾向について知ることができます。
2021年までの医師国家試験の出題傾向を見てみると、やはり、世界的に関心が高まっている公衆衛生から多くの問題が出題されていることがうかがえます。また、いわゆるマイナー科目については循環器やリハビリからの出題割合が多くなっており、単なる知識だけでなく時代のトレンドを敏感にとらえ、医学という枠内に無理なく落とし込むことができるか、というポイントが重視されているようです。
もちろん、これまでの医師国家試験で重視されていた基礎的な理論についても多く出題されており、基本的な理解をしっかりと定着させることが合格率上昇につながることは言うまでもありません。
過去問や模範解答をリサーチすることで、予備校ごとの特性、強みを深く把握することができます。早い段階でひとつに絞らず、いくつかの過去問を比較してみましょう。